新元号、令和元年は、東京湾で真蛸（まだこ）が大発生しているという情報が飛び交っていたので、職場の方々とマダコ釣りに行きました。
これまでマダコ釣りをしたことがなかったし、船宿も予約制ではないとのことだったので、いろいろと不安でした。とても楽しく、心温まる経験でした。
釣った場所は？
今回お世話になったのは、川崎にある隠居屋さんです。
去年から隠居屋さんのホームページをお気に入りに入れて、甲イカつりもチェックしていました。
ここのマダコの釣果は、他の船宿に比べて結果が良かったので、とてもとても気になっていました。
もう一つ気になっていた船は、川崎つり幸さん。
つり幸さんは、川崎駅まで車で迎えに来てくれるので、とても悩みました。
釣果もほぼ同じくらいです。
電話の対応もどちらもとても良かったです。
決め手は、
隠居屋さんはワタリガニのテンヤという、生えさに対して、
つり幸さんは、餌木だったこと。
そして、餌木を10個くらいは用意した方がいいという話でした。
きっと生エサのほうが釣れるのではないかということになったので、隠居屋さんにいたしました。
船の出船時間
隠居屋の船は、6時出船。
4時50分に隠居屋に到着しました。
すでに常連さんがたくさん集まっていて、すでに駐車場も車3台分しかスペースがありませんでした。
まず、受付を済ませる前に、隠居屋さんから歩いて30秒ほどの場所に停泊している船へ行ってクーラーボックス等で場所どりをします。
船は2艘ありました。奥側の船に荷物を置いて常連さんが場所取りしていたので、私たちも奥側の船にしました。
その後、受付で、料金を支払い、時間になるまで待合室でまったりとします。
受付でタコテンヤを600円で購入します。（もしも根がかりしても船上でも購入できますので安心です。）
どうやって釣るの？
タコをテンヤで釣ります。手釣りです。３０号の糸を手で持って、底をトントンと上下に動かして誘います。おもりは50号です。
タコテンヤ
私は初心者ですので、蟹の巻き方や仕掛けでの誘い方など、知識がゼロでした。
隠居屋さんは、一つの船にスタッフが3人程乗船しており、女性の方が、初心者の方にとっても丁寧に教えてくださいます。
餌のかけ方、タコの誘い方、かかった時の引き上げ方。
本当に丁寧にやさしく教えてくださるので、ほっこりしました。
余談ですが、これまで乗った船は、「男！」っていうイメージで荒々しい船。船長もすぐに怒るところばっかりで、船はそういうものだと
思いこんでいたので、「こんな親切な船もあるんだなぁ」ってとても感動したのを覚えています。
持ち物は？
家から持って行ったものリスト。
酔い止め アネロンが一押しです。これを飲んで船酔いしたことはありません。
【指定第2類医薬品】アネロン「ニスキャップ」 9カプセル
大き目の洗濯ネット
※洗濯ネットなどの密封できる入れ物に入れないとタコが逃げ出します。お隣のおじいさんは、洗濯ネットもチャックをしっかり最後まで閉めてなくて、船上をタコが移動してました。
洗濯ネット
Keepjoy 洗濯ネット 洗濯網 洗濯用袋 ブラソックスランジェリー靴下下着などに使用 角型大 60x50CM ピンク (60x50CM)
日焼け止め
偏向グラス
クーラーボックス
※クーラーボックスは、ウレタンでないとだめです。炎天下の元、7時間以上も直射日光を浴びますので、値段の安い発泡スチロールだと、
クーラーボックスの中の氷が全て溶けてしまいます。隣の仲間はスチロールだったので、持ち帰るたこが少し痛み匂いがしたそうです。
大きさは、３０Lがちょうどよいです。タコを２０匹以上入れるので、３０Lがちょうどよい大きさです。↓おすすめ
ダイワ(Daiwa) クーラーボックス 釣り ライトトランク4 GU3000RJ ブルー
ダイワ(Daiwa) クーラーボックス 釣り シークールキャリーII GU2500 ホワイト/ブルー
お昼ご飯
お水
手袋
※7時間も糸を手で引いていると、手の表面の皮が薄くなってきますので、手袋した方がいいです。それと、タコに噛まれると痛いですｗ
どのくらい釣れた？（釣果）
船で釣果をスタッフに聞かれたときは、２０杯と伝えましたが、家に帰って捌いていると25杯でした。お隣の方に2杯差し上げた。
私が釣りあげたのは27杯でした。
タコの釣果が隠居屋のサイトで公開されておりますが、大体20杯と書いてあります。
私が実際に経験して分かったのですが、20杯以上数えられないということです。
１．炎天下で手釣り（意外と肉体労働）を7時間している状況ですので、
体調が悪いとあわや熱中症という、ややふらふらした危険な状態なんです。
２．釣りに夢中で数を数えられない、
３．洗濯ネットに一度入れたらもう数えられない、
という条件が重なり、「だいたい２０杯」という釣果を皆さん報告するのだと思います。
１３：３０には釣りをやめて、船宿に向かいます（優しい隠居屋スタッフさん♡）
今となってはとても楽しかったタコ釣り。
前日寝不足で行ったおかげで、後半熱中症っぽい感じになったので、正直「やっと帰れるう～～」
とほっとしました。
ホームページには帰船時間が載っていないのですが、どうもお客様の釣れ具合によって
帰る時間を調整してくれているみたいです。
またまた、心がほっこりしました。
なんて、やさしいんだろう。
しかも、私の隣のおじいさん、レクチャーどおりの動かし方をしないので、全然釣れなかった。
私はたくさん釣れたので、差し上げたが、船のスタッフの方も釣ったタコを差し上げていた。
優しすぎます(#^.^#)
しかも、その方自分で釣った分２杯＋もらった分４杯 計６杯の釣果ですが、
隠居屋のウェブサイトには、２～２０杯と、偽りのない数字を記載してありました。
「信頼できる！」
もう、隠居屋のファンになりました。
帰船したあと、受付では、冷たいお茶と、ばかうけ（おせんべい）を用意して待っててくれたので、またほっこり。
なんだか、実家に帰省した気持ちになりました。
「来年も絶対タコ釣りにここに来ます」と伝えて、隠居屋さんをあとにしました。
寝不足で行ったので、家に帰ってタコの下処理をして、タコを冷凍させ、次の日の朝まで爆睡しちゃいました。
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